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同じデスクワークでも肩こりになる人・ならない人。「肩こりなのに足首を見る」理由|BodyAll池袋

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同じデスクワークでも肩こりになる人・ならない人。「肩こりなのに足首を見る」理由|BodyAll池袋

同じデスクワークでも肩こりになる人・ならない人。「肩こりなのに足首を見る」理由|BodyAll池袋

こんにちは。
BodyAll池袋代表、元プロ競輪選手、身体再構築トレーナーの平岡浩司です。

同じように1日中パソコンを使っているのに、

「夕方には首肩がガチガチになる人」

と、

「長時間座っていても、ほとんど肩が気にならない人」

がいます。

この違いは何でしょうか。

先に僕の考えを言います。

肩こりは「何時間座ったか」だけでは決まりません。

大切なのは、

その人の身体が、デスクワークという負荷を全身でどう受け止めているか。

です。

だからBodyAllでは、肩こりの人なのに足首を見ることがあります。

 


 

この考えは、競輪選手時代に自分の身体で学んだ

僕は約20年間、プロ競輪選手として自転車に乗っていました。

自転車も、座った状態で腕を前へ出し、長時間ほぼ同じ姿勢を続けます。

そう考えると、デスクワークと似ている部分があります。

競輪のトレーニングでは、

少し骨盤の位置が変わる。

足首の使い方が変わる。

膝の動きが変わる。

股関節がうまく使えない。

左右の重心がずれる。

それだけで、身体の疲れ方が全く違いました。

ある日は腰が痛い。

ある日は背中が張る。

ある日は肩から首が重い。

逆に身体全体がうまく連動している日は、同じように長時間乗っても負担が少ない。

僕はそこで、

「痛くなった場所だけ見ても、身体の問題は分からないことがある」

と実感しました。

 


 

肩こりなのに、なぜ足首を見るのか?

例えば足首がうまく使えていない人がいるとします。

立つ、歩く、姿勢を保つ。

その中で膝や股関節が動きを補う。

さらに骨盤や体幹も、それに合わせて身体を調整する。

その状態で長時間座り、上半身を支え、腕を前へ出してパソコンを使う。

結果として、首肩周辺が必要以上に頑張っている可能性があります。

もちろん、

「足首が悪いから肩がこる」

と単純に決めつけるわけではありません。

肩そのものが問題の場合もあります。

肘や手首かもしれない。

骨盤かもしれない。

股関節かもしれない。

大切なのは、

最初から「肩こりだから肩」と範囲を限定しないこと。

です。

 


 

科学的にも、肩は全身から切り離されていない

身体にはキネティックチェーン(運動連鎖)という考え方があります。

2020年のシステマティックレビューでは、肩の運動に体幹や下肢の動きを組み込むと、肩甲帯周辺の筋活動が変化することが報告されています。下肢からの体重移動を利用することで、肩周辺の筋肉への要求が変わる可能性も示されています。 

ただし、ここは大切です。

この研究は主に肩の運動・リハビリテーションを扱ったもので、日本でいう「肩こり」を直接研究したものではありません。

ですから、

「科学的に肩こりの原因が足首だと証明された」

という話ではありません。

僕が言いたいのは、

肩の働きそのものが、体幹や下肢と無関係ではない。だから現場で肩こりを見る時にも、必要なら全身を見る価値がある。

ということです。

 


 

「姿勢が悪いから肩こり」でも単純すぎる

デスクワークの肩こりというと、

「猫背だから」

「頭が前に出ているから」

と言われがちです。

成人では、頭が前へ出る姿勢と首痛との関連を示す研究があります。 

一方、オフィスワーカーの首痛を調べたシステマティックレビューでは、姿勢だけではなく、筋緊張、キーボード位置、仕事中の動作の変化量など、複数の要素が関係していました。研究全体としても、すべてを一つの要因で説明できるわけではありません。 

だから僕は、

「正しい姿勢を一日中キープしてください」

とも考えていません。

人間は動くものです。

一つの姿勢に固まり続けるより、必要に応じて座り直す、身体を動かす、負担を別の場所へ分散できる。

そんな身体の方が自然です。

 


 

肩がこりにくい人は「肩が強い」とは限らない

僕が現場で身体を見ていて感じるのは、肩がこりにくい人は、

両足で床を捉えられる。

骨盤や体幹でも上半身を支えられる。

腕を机などへ自然に預けられる。

一つの姿勢に固まり続けず、自然に身体を動かせる。

こうした「負担を肩だけに集めない身体の使い方」ができていることがあります。

逆に、

手首が動きにくい。

肘を痛めている。

股関節が使いにくい。

身体が片側へ偏る。

そんな状態を別の場所で補い続ければ、首肩が頑張り過ぎることがあります。

 


 

肩をほぐしても、また戻るのはなぜ?

肩が張っているなら、肩をほぐす。

それで楽になるなら、それ自体はいいことです。

BodyAllでも必要なら肩をしっかりケアします。

でも翌日また同じ身体の使い方で8時間仕事をすれば、

同じ場所へ負担が集まるかもしれません。

だから僕は、

「肩を楽にすること」と「肩がこりにくい身体を作ること」は別

だと考えています。

繰り返す肩こりなら、

「どこをほぐすか」だけでなく、

「なぜ肩がそこまで頑張らなければならないのか」

まで見たいんです。

 


 

BodyAllは「肩こりだから肩」から始めない

BodyAllでは、症状が出ている場所と、その背景にある身体の問題が同じ場所とは限らないと考えています。

だから肩こりでも、

必要なら足元を見る。

膝を見る。

股関節を見る。

骨盤を見る。

背骨を見る。

肩甲骨を見る。

肘や手首も見る。

もちろん、毎回全部に問題があるわけではありません。

身体全体を確認したうえで、その人にとって重要な場所を探す。

それが身体再構築トレーナーとしての僕の仕事です。

僕は自分の役割を、身体を一部分ずつ処理する人ではなく、

身体全体のつながりを考え直す「身体再構築の設計者(アーキテクト)」

だと考えています。

 


 

同じ8時間でも、身体へのダメージは違う

同じ机。

同じパソコン。

同じ8時間。

でも身体は全員違います。

競輪選手だった僕自身、

同じ自転車、同じ距離でも、全身の使い方が少し変わるだけで身体へのダメージは大きく変わりました。

デスクワークも同じです。

だから肩こりが繰り返すなら、

肩だけではなく、「自分は全身でどう座り、どう身体を支えているのか」

一度そこまで考えてみてほしいと思います。

なお、腕や手に強いしびれ・力の入りにくさがある、急激な強い頭痛、胸痛や息苦しさを伴う、夜間も非常に強く痛むなどの場合は、ボディケアより先に医療機関での評価が必要です。

 


 

この記事の要点

同じデスクワークでも肩こりの出方は人によって違います。

BodyAllでは、その違いを肩だけではなく、足元から頭までの身体全体がデスクワークの負荷をどう受け止めているかという視点から考えます。

「肩こりの原因は足首」と決めつけるのではありません。

肩こりだから肩だけ、とも決めつけない。

そこがBodyAllの身体の見方です。

 


 

平岡浩司・BodyAll池袋について

平岡浩司は約20年間プロ競輪選手として活動。

現在は東京都豊島区池袋のBodyAll池袋代表、身体再構築トレーナーとして、一般の方からアスリートまで身体づくりをサポートしています。

BodyAllでは、施術と運動の両面から、筋肉、関節、神経、重心、バランス、身体の使い方などを含めて全身を見ています。

 


 

主な参考資料

Richardson E, et al.
Role of the kinetic chain in shoulder rehabilitation: does incorporating the trunk and lower limb into shoulder exercise regimes influence shoulder muscle recruitment patterns?
BMJ Open Sport & Exercise Medicine. 2020;6:e000683.
DOI: 10.1136/bmjsem-2019-000683. 

Jun D, et al.
Physical risk factors for developing non-specific neck pain in office workers: a systematic review and meta-analysis.
International Archives of Occupational and Environmental Health. 2017;90:373–410.
DOI: 10.1007/s00420-017-1205-3. 

Mahmoud NF, et al.
The Relationship Between Forward Head Posture and Neck Pain: a Systematic Review and Meta-Analysis.
Current Reviews in Musculoskeletal Medicine. 2019;12:562–577.
DOI: 10.1007/s12178-019-09594-y. 

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住所 : 東京都豊島区南池袋2丁目14−1
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電話番号 : 090-8225-3209


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