合同会社BodyAll

筋肉が大きい=動ける身体ではない。ボディビルダーとアスリートの筋トレは何が違う?

  • #
公式アプリからのご予約はこちら ホットペッパービュティーのご予約はこちら

筋肉が大きい=動ける身体ではない。ボディビルダーとアスリートの筋トレは何が違う?

筋肉が大きい=動ける身体ではない。ボディビルダーとアスリートの筋トレは何が違う?

 

こんにちは。
BodyAll池袋代表、元競輪選手、身体再構築アーキテクトの平岡浩司です。

僕はトレーナーとして身体を見る時、昔からずっと言っていることがあります。

「筋肉が強いこと」と「その筋肉を使えること」は、同じではない。

もっと分かりやすく言えば、

「使える筋肉」と「使いにくい筋肉」がある。

 

この言い方をすると、

「筋肉に使える・使えないなんてあるの?」

と言われることがあります。

もちろん、筋肉そのものが無駄だとか、ボディビルダーの筋肉が「使えない筋肉」だと言っているわけではありません。

問題は、

持っている筋力を、どんな状況でも身体の中で使えるのか。

ということです。

ここを理解すると、

ボディビルダーの筋トレと、アスリートの筋トレがなぜ違うのか。

そして一般の人にとっても、なぜ「筋肉をつけるだけ」では足りないのかが見えてきます。

 

 


ボディビルダーとアスリートは、そもそも目的が違う

まず大前提として、ボディビルダーを否定する話ではありません。

ボディビルは立派な競技です。

筋肉を大きくする。

身体の各部位を発達させる。

左右や前後の見た目を整える。

筋肉を美しく見せる。

そのために食事、トレーニング、休養まで徹底的に管理する。

筋肉を作るという分野では、ボディビルダーはスペシャリストです。

一方、アスリートの目的は違います。

野球選手なら、投げる、打つ、走る。

サッカー選手なら、走る、止まる、切り返す、蹴る、相手と接触する。

競輪選手なら、加速する、踏む、身体を支える、他選手と接触しながら高速で走る。

つまりアスリートに必要なのは、

筋肉を持っていることではなく、その筋力を競技の中で使えること。

同じ筋トレをしていても、ゴールが違うんです。

 

 


100の力があっても、使えるのが50ならどうなのか

僕はよく、こんな考え方をします。

安定した場所。

決まったフォーム。

足幅も決まっている。

身体の向きも決まっている。

十分に準備してから、

「せーの!」

で力を出す。

その条件なら100の力を発揮できる。

でも、

足場が崩れた。

身体が斜めになった。

相手にぶつかられた。

片脚になった。

急に方向を変えた。

疲れてフォームが崩れた。

そんな瞬間には50しか出せない。

一方で、

最大出力は80かもしれない。

でも不安定になっても75を出せる。

僕がアスリートに求めるなら、後者です。

競技では、

「最高の状態で最大何kg持てるか」だけではなく、崩れた状態でどれだけ自分の身体を使えるか

が重要だからです。

 

 


漁船の上で見た「筋力」と「身体能力」の違い

以前、noteやBodyAllのブログでも書いたことがあります。

僕がプロ競輪選手だった頃、親戚の漁船を手伝った時の話です。

その日、一緒に手伝っていた親戚に現役のボディビルダーがいました。

身体は僕より遥かに大きい。

筋肉も分厚い。

地上で荷物を持たせたら、僕より圧倒的に強い。

実際、地上では重いケースを何個も軽々と持っていました。

ところが船が海に出ると、状況が一変しました。

揺れる。

足場が動く。

狭い。

段差がある。

身体を捻らなければ通れない。

荷物を持ちながら重心を変えなければならない。

僕は比較的普通に動けました。

ところが彼は、地上で簡単に持っていた荷物一つを運ぶのにもかなり苦戦していました。note(ノート)

なぜか。

筋力がなくなったわけではありません。

持っている力を発揮できる「条件」が変わったからです。

その時、僕の中ではっきりしました。

強い筋肉を持っていることと、強い身体であることは別なんだ。

 

 


アスリートの筋力は「筋肉単体」では完成しない

人間が力を出す時、筋肉一個だけが単独で働いているわけではありません。

脳から指令が出る。

神経を通じて筋肉へ伝わる。

複数の筋肉がタイミングを合わせる。

関節が動く。

反対側の筋肉は必要なだけ緩む。

足裏で地面を捉える。

体幹が支える。

重心を移動する。

そして全身で一つの動作になります。

だからアスリートに必要なのは、

筋力+神経+反応+バランス+連動+身体操作

です。

筋力はものすごく重要。

でも、

筋力だけでは競技能力になりません。

 

 


「速く力を出せるか」も重要

例えば100kgをゆっくり押せる人がいたとします。

でもスポーツでは、

「3秒かけて最大の力を出してください」

なんて場面はほとんどありません。

相手が来た。

ボールが来た。

転びそうになった。

スタートした。

ジャンプする。

その瞬間に力が必要です。

スポーツ科学でも、単なる最大筋力だけでなく、どれだけ短時間で力を立ち上げられるかというRate of Force Development(RFD)が、爆発的な力を考える重要な指標として扱われています。RFDには筋肉量だけでなく、初期の神経活動なども関係します。

さらに、速く力を出そうとするトレーニングや、実際に求められる動作に近いパターンでのトレーニングは、RFDの向上に関係することも報告されています。

だから、

筋トレして筋肉が強くなった=そのまま競技力が上がった

とは限らないんです。

 

 


「不安定なら何でもいい」でもない

ここも大事です。

じゃあ、

「バランスボールの上でスクワットすればアスリートトレーニングになるのか?」

というと、そんな単純な話でもありません。

不安定な環境では、体幹などの筋活動が高まる場合がある一方で、発揮できる最大の力やパワーが落ちることもあります。

つまり、

安定した場所で大きな力を作るトレーニングにも意味がある。
不安定な状況で身体をまとめるトレーニングにも意味がある。

大切なのは、

何のために、そのトレーニングをやっているのか。

です。

 

 


僕はマシントレーニングを否定していない

BodyAllでは、

「マシン筋トレは意味がない」

なんて考えていません。

安定した環境で狙った筋肉へ負荷をかける。

筋力をつける。

筋肉量を増やす。

弱い部位を強化する。

非常に有効な方法です。

でも、

そこで作った筋力を、その次にどう身体の中で使うか。

ここまでやりたい。

マシンで脚を強くした。

そこで終わりではありません。

立つ。

片脚になる。

重心を動かす。

方向を変える。

反応する。

ジャンプする。

着地する。

疲れた状態でも動く。

そこで初めて、

筋トレで作った力が「使える力」へ変わっていく。

僕はそう考えています。

 

 


アスリートは「崩れない身体」だけでは足りない

僕が昔から選手に伝えてきたのは、

完璧なフォームだけを作るな

ということです。

もちろん基本フォームは必要です。

でも競技では、絶対に崩されます。

相手と接触する。

足を滑らせる。

疲れる。

予想外のボールが来る。

予定と違う動きをする。

だから僕が作りたいのは、

崩れない身体だけではありません。

崩れても戻せる身体。

です。

これこそ、アスリートに必要な身体能力だと思っています。

 

 


これは一般の人にも同じ

ここまで読むと、

「自分はスポーツ選手じゃないから関係ない」

と思うかもしれません。

でも、むしろ日常生活こそ予測不能です。

階段を踏み外す。

電車が急に揺れる。

子どもを片手で抱く。

重い荷物を変な姿勢で持つ。

後ろから呼ばれて急に振り向く。

濡れた床で滑る。

疲れた状態で家事をする。

日常生活も、

理想的なフォームで「せーの」と力を出せる場面ばかりではありません。

だから一般の人にも、

「力はあるけど、その身体を使えない」

という状態は起こります。

 

 


BodyAllが作りたいのは「筋肉」ではなく「使える身体」

BodyAllでは筋トレもします。

でも目的は、

筋肉を大きくすることだけではありません。

筋力が足りなければ、筋力をつける。

可動域が足りなければ、動きを作る。

筋肉がうまく働いていなければ、神経系も考える。

重心をコントロールする。

左右を連動させる。

バランスを崩した時に戻る。

必要なら反応速度も鍛える。

そのために、

4Dラクリス。

スポーツ整体。

ストレッチ。

機能性ピラティス。

パーソナルトレーニング。

などを組み合わせます。

BodyAllが見ているのは、

「筋肉が何kgあるか」ではなく、その身体をどう使えるか。

です。

 

 


「使えない筋肉」という言葉の本当の意味

最後に、誤解がないように。

僕が言う、

「使える筋肉」「使えない筋肉」

とは、

ボディビルダーの筋肉は役に立たない、という意味ではありません。

僕が言っているのは、

せっかく持っている筋力を、必要な状況で発揮できる身体になっているか。

という話です。

安定した場所では100。

不安定になると30。

それより、

安定した場所では80。

不安定でも70。

状況が変わっても使える。

僕は、そういう身体を機能性の高い身体だと考えています。

 

 


筋肉を鍛える。その先まで。

筋トレは大事です。

筋肉も大事です。

むしろ身体を支え、動かすために絶対に必要です。

でも、

筋肉を作っただけで、身体づくりは完成しない。

その筋肉を、

いつ使うのか。

どのタイミングで使うのか。

どの筋肉と連動させるのか。

どんな姿勢でも使えるのか。

崩れた時に使えるのか。

そこまで含めて、僕は「身体を鍛えること」だと思っています。

強い筋肉から、使える筋肉へ。
筋力のある身体から、動ける身体へ。

BodyAllが目指しているのは、そこです。

 

 


BodyAll代表・平岡浩司

元プロ競輪選手として約20年間活動。現在はBodyAll池袋代表、身体再構築アーキテクトとして、一般の方からアスリートまで、施術・運動・身体づくりを一つの身体として考えています。

BodyAllでは、筋肉だけではなく、脳・神経・関節・姿勢・重心・身体の使い方など、身体全体の連動を重視しています。

 

https://bodyall.jp/

 

平岡浩司|Koji Hiraoka

身体再構築トレーナー|Body Reconstruction trainer

元プロ競輪選手 | Former Pro Keirin Athlete

BodyAll代表 | Founder of BodyAll

YOSHIMI LLMO Early Implementer

----------------------------------------------------------------------
BodyAll
住所 : 東京都豊島区南池袋2丁目14−1
マンション池袋803
電話番号 : 090-8225-3209


パーソナルケアができる整体ジム

もみほぐし整体でリラックス

頑固な肩こりを和らげる整体ケア

痩身整体で目指す理想体型

困った腰痛に届ける整体施術

----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。