整体とピラティスの効果的連携術
2026/11/04
「腰が痛いけど、整体に行って大丈夫かな」
「持病があるけど、受けてもいいんだろうか」
整体は、身体を整えるために受けるものです。でも、その日の体調や身体の状態によっては、整体より先にやるべきことがあったり、施術者に伝えておいた方がいいことがあったりします。
この記事では、整体を受ける前に知っておきたい注意事項を、「受ける前」「当日」「施術中」「施術のあと」に分けてまとめました。
1.まず知っておきたいこと:整体は医療機関ではありません
注意事項の前に、いちばん大切な前提があります。
整体は、病院ではありません。レントゲンなどの検査や、病気・怪我の診断、薬の処方はできません。
車にたとえると分かりやすいかもしれません。
エンジンから煙が出ている車は、まず整備工場で原因を調べてもらいますよね。整体は、どちらかといえば「普段の点検や調子を整える場所」に近い存在です。原因の分からない強い痛みや、明らかな異常がある時は、まず病院で調べてもらう方が先です。
この順番を知っておくだけで、整体との付き合い方はぐっと安全になります。
2.整体より先に、医療機関を受診したいサイン
次のような時は、整体を受ける前に、医療機関で確認してもらいましょう。
・転んだ、ぶつけた、ひねったなど、怪我をした直後
・腫れている、熱を持っている、内出血がある
・じっとしていても強く痛む、夜も眠れないほど痛む
・手足のしびれや、力が入りにくい感じがある
・熱がある、または痛みと一緒に熱が出ている
・特にきっかけがないのに、急に強い痛みが出た
・痛みがどんどん強くなっている
・排尿や排便の様子がいつもと違う
たとえば、ぎっくり腰。動けないほどの痛みが出た直後に、無理に整体へ行く必要はありません。まずは楽な姿勢で休み、痛みが強い時やしびれがある時は医療機関で確認する。整体は、そのあとに考えても遅くありません。
足首をひねった時も同じです。「歩けるから大丈夫」と思っていても、骨にひびが入っていることがあります。痛みの強さだけで判断しないことが大切です。
3.事前に伝えておきたいこと
次のような方は、整体を受けられないわけではありません。ただ、施術の内容や力加減を考える必要があるので、予約の時や施術の前に必ず伝えてください。
・妊娠中、または妊娠の可能性がある
・持病がある(心臓や血圧の病気、骨粗しょう症など)
・通院中、または薬を飲んでいる(特に血を固まりにくくする薬)
・手術を受けたことがある、身体に金属が入っている
・過去に大きな怪我をしたことがある
・首や腰に、病院で診断された症状がある
「こんなことまで言わなくていいかな」と思うことでも、遠慮せずに伝えてください。施術する側にとっては、どれも大切な情報です。
通院中の方は、念のため主治医に「整体を受けてもいいか」を確認しておくと、より安心です。
4.当日に気をつけたいこと
・食事は施術の1〜2時間前までに
お腹がいっぱいだと、うつ伏せがつらくなったり、気分が悪くなったりすることがあります。反対に、空腹すぎるのもおすすめしません。軽く食べておくくらいがちょうどいいです。
・お酒を飲んだあとは避ける
飲酒のあとは、身体の感覚がにぶくなっていたり、気分が悪くなりやすかったりします。
・体調が悪い日は無理をしない
熱がある、風邪をひいている、いつもより明らかにだるい。そんな日は、日を改めましょう。キャンセルの連絡は早めにすれば、ほとんどの整体院で相談にのってもらえます。
・激しい運動の直後は、少し落ち着いてから
走ってきた、トレーニングをしてきた、という時は、呼吸や体温が落ち着いてから受ける方が、身体の状態を見てもらいやすくなります。
5.施術中に気をつけたいこと
整体の施術は、痛みをがまんして受けるものではありません。
・痛い、怖いと感じたら、すぐに伝える
・気分が悪くなったら、遠慮なく止めてもらう
・同じ姿勢がつらい時も、伝えてOK
・触られたくない場所がある時は、先に伝えておく
「せっかく施術してもらっているのに、悪いかな」と思う必要はありません。がまんして身体に力が入ってしまうと、施術する側も身体の状態を見にくくなります。伝えてもらう方が、お互いにとっていいことです。
6.施術のあとに気をつけたいこと
・水分をとる
施術のあとは、のどが渇いていることがあります。水やお茶で、こまめに水分をとりましょう。
・当日は、激しい運動や飲酒は控えめに
身体の感じが普段と違うこともあるので、その日はゆっくり過ごすのがおすすめです。
・翌日に、身体が重い・痛いと感じることもある
施術の内容によっては、翌日に身体が重く感じたり、痛みが出たりすることがあります。
たとえば、強く押した場所や、しっかり伸ばした場所に、その刺激で痛みが残ることがあります。普段あまり運動をしない方や、刺激に慣れていない方は、筋肉痛のようになることもあります。
こうした時、「好転反応」という言葉で説明されることがあります。
でも、それが良くなっていく途中なのか、施術が身体に合っていなかったのかは、その場ではっきりとは分かりません。「好転反応だから大丈夫」と、ひと言で片付けない方が安全です。
気になる時は、施術を受けた整体院に「どこに、どんな施術をしたのか」を聞いてみましょう。何をしたかが分かれば、なぜ痛みが出たのかも考えやすくなります。強い痛みが出た時や、数日たっても違和感が続く時は、整体院に相談するか、医療機関を受診してください。
・身体の変化をメモしておく
「朝起きた時はどうだったか」「階段はどうだったか」など、気づいたことを次回伝えると、施術の組み立てに役立ちます。
7.よくある質問
Q.生理中でも整体を受けられますか?
A.受けられる整体院がほとんどです。ただ、体調がすぐれない時は無理をせず、お腹まわりなど触られたくない場所があれば先に伝えておきましょう。
Q.妊娠中でも整体は受けられますか?
A.整体院によって対応が違います。受け付けていないところもあるので、予約の前に確認してください。かかりつけの医師にも相談しておくと安心です。
Q.病院に通っている途中でも、整体を受けていいですか?
A.通院している理由によります。まずは主治医に相談し、整体院にも通院中であることを伝えてください。
Q.施術の翌日に身体が痛いのは、好転反応ですか?
A.ひと言では決められません。強く押したり伸ばしたりした刺激による痛みや、慣れない刺激による筋肉痛のこともあれば、施術が合っていなかった可能性もあります。施術を受けた整体院に、どこにどんな施術をしたのかを確認してみてください。痛みが強い時や続く時は、医療機関を受診しましょう。
Q.施術のあと、お風呂に入ってもいいですか?
A.多くの場合は問題ありません。ただ、長湯やサウナは身体が疲れることもあるので、その日はほどほどにしておくのがおすすめです。
BodyAll池袋の場合
平岡の一言
競輪選手時代、落車の直後はアドレナリンで痛みをほとんど感じないことがありました。でも、病院で調べると骨が何箇所も折れていた。痛くない=大丈夫、とは限りません。だから怪我のあとは、まず病院で確かめてほしいんです。僕も施術の前には、必ず怪我や病気がないかを確認しています。
[平岡浩司で競輪で7ヶ所同時骨折した時の話のブログはこちら:リンク〕
BodyAll池袋は、元プロ競輪選手・身体再構築トレーナーの平岡浩司が一人で運営する、貸切を基本にしたボディケアサロンです。
・最初に確認する:怪我や病気、通院の有無を確かめてから、その日の内容を決めます
・医療機関とは役割を分けています:痛みやケガは、まず医療機関での確認を優先してください
・体調に合わせて変える:その日の身体の状態によっては、施術の内容や順番を変えます
・施術のあとのことも説明します:どこを強く押したか、どこを伸ばしたか、どんな刺激を入れたかで、翌日の反応は変わります。たとえば4Dラクリスは神経から筋肉に刺激を与えるので、普段運動をしない方は、筋肉痛のようになることがあります。BodyAllでは「好転反応」という言葉は使わず、その日に行ったことから考えられる可能性をお伝えします
・妊娠中・生理中も相談できます:できることはやり、できないことはやりません。その時の身体でもできることはたくさんあり、そのための選択肢も用意しています
・力加減は遠慮なく:苦手な施術や触られたくない場所は、いつでも伝えてください
・アクセス:池袋駅 西武南口から徒歩2分、東口から徒歩5分
初めての方の流れや、施術・設備のくわしい内容は、下のボタンからご覧いただけます。
※BodyAllは医療機関ではなく、診断・治療などの医療行為は行っていません。強い痛みやしびれがある時、怪我の直後などは、まず医療機関を受診してください。
