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腰痛は腰だけの問題?|BodyAll池袋 平岡浩司の身体の見方

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腰痛なのに、腰だけを見ない理由|BodyAllの身体の見方

腰痛なのに、腰だけを見ない理由|BodyAllの身体の見方

こんにちは!元プロ競輪選手、身体再構築トレーナーの平岡です。

BodyAll池袋を一人で運営しています。

 

この記事で伝えたいこと
・腰痛で来られた方でも、腰そのものはもちろん、身体全体の動きも見ます
・「腰痛の原因は○○です」と、どこか一か所に決めつけることはしません
・この見方は、平岡自身の腰痛の経験と、たくさんのアスリートやお客様を見てきた経験から来ています


1. 腰痛は、競輪選手にとってかなり身近だった
競輪選手時代、周りでも腰の不調を抱えている選手は珍しくありませんでした。僕自身も、慢性的な腰痛に悩んだ時期があります。

 

前傾の強い姿勢で、長い時間トレーニングをする。レースでは、一瞬で爆発的な力を入れる。落車で腰を強く打つこともあれば、スクワットなどの筋力トレーニングで無理をして痛めることもある。

こうした負担が積み重なって、腰を痛める選手が多いと感じてきました。

 

2. 「自転車にとって良い姿勢」と「身体に楽な姿勢」は同じではない
競技として効率の良いフォームと、日常生活で身体が楽な姿勢は、必ずしも同じではありません。

競技用の自転車は、ハンドルの位置が低く、前傾が強く、背中が丸まりやすい姿勢になります。骨盤の角度も、普段の生活とは違います。

 

そして、その姿勢を長い時間続けます。同じ姿勢を長く続けるだけでも、腰には負担になります。速く走るための姿勢が、そのまま身体に優しい姿勢とは限らないのです。

 

3. 僕も、いろんな形で腰を痛めてきた
僕自身、本当にいろいろな場面で腰を痛めてきました。

・前傾姿勢での長時間のトレーニングを続けて、慢性的な腰の不調
・レース中、爆発的に力を入れた瞬間の急な腰痛
・落車で腰を強く打っての筋挫傷
・スクワットなどの筋力トレーニングで、無理をして痛めた腰
・子どもを抱っこした時の、ぎっくり腰
・お風呂掃除で痛めた腰
・野球、サッカー、陸上、テニス、ゴルフ、スキー、サーフィンで感じた腰の負担
・学生時代、テスト勉強で長時間座り続けて痛くなった腰


「競技で痛めた腰」だけではありません。「抱っこ」「掃除」「座りすぎ」でも、僕は腰を痛めてきました。

こうした経験をもとに、現役時代は後輩の競輪選手に、腰を痛めないための工夫や対策を伝えていました。

 

4. 腰は、上半身と下半身の「中継地点」として見る
腰まわりは、上半身と下半身の動きをつなぐ場所にあります。骨盤は背骨を支える土台の一部で、同時に股関節を通して下半身ともつながっています。

 

腰の状態が上半身や下半身の動きに影響することもあれば、反対に、上半身や下半身の使い方が腰の負担に関わることもあります。

 

もちろん、落車で腰を強く打った時のように、腰そのものに原因があることもあります。

腰だけを見ないというのは、腰を見ないということではありません。

 

5. 実例① アーチェリー選手:肩まわりの左右差と腰
慢性的な腰の痛みを抱えたアーチェリー選手を担当したことがあります。まず医療機関で画像検査を受けてもらいましたが、大きな異常は見つかりませんでした。

 

身体を見ていくと、肩甲骨まわりのバランスや、肩の筋力に左右差があることが見られました。それが身体全体の使い方を通して、腰の負担に関わっているのではないか。そう感じたケースです。

だから、腰だけを触り続けるのではなく、競技の動作の中で、肩まわりを含めて身体全体を見る必要があると考えました。

 

6. 実例② スケート選手:左右差を「消せばいい」とは限らない
腰痛を抱えたスケート選手を担当したこともあります。

スケートは、高速で同じ方向へカーブを繰り返す競技です。そのため、左右の脚にまったく同じ役割を求める競技ではありません。実際、その選手にも、競技の特性から生まれた大きな筋力差がありました。その左右差が、身体全体の使い方を通して腰への負担に関わっていると感じました。

 

でも、その左右差を単純に消せばいいとは考えませんでした。

僕は、人間の身体に「完全な左右均等」という正解があるとは思っていません。目指すのは、左右を無理にそろえることではなく、その人にとっての「ベストなアンバランス」を見つけることです。

 

見極めるのは、その左右差が競技や生活に必要なものなのか、それとも不調や痛みにつながっているものなのか、という点です。

この選手の場合は、左右対称を目標にするのではなく、その選手に必要な左右差を残しながら、身体全体として腰に負担が集中しにくい使い方を考えました。

 

「ベストなアンバランス」の考え方は、noteの記事でも詳しく書いています。

 

7. 一般の方でも、過去の膝や足首の怪我が関わっていることがある
これはアスリートに限った話ではありません。

一般の方でも、昔の膝や足首の怪我を無意識にかばう動きが続いていて、それが腰の負担に関わっていそうだと感じることがあります。

 

デスクワーク、立ち仕事、前かがみの多い仕事、身体を使う仕事。仕事によっても、腰への負担のかかり方は違います。ここでも、腰だけをどうにかすればいいという話ではなく、身体全体から腰の負担を考えます。

 

8. 腰だけ見ていれば全部分かる、とは考えていない
自分自身が何度も腰を痛めてきた経験。後輩の競輪選手に対策を伝えてきた経験。

トレーナーになってからは、スケート、自転車競技、陸上などの日本代表クラス、箱根駅伝出場レベル、格闘技、アーチェリーなど、さまざまな競技の選手の腰のケアにも関わってきました。デスクワークや立ち仕事のお客様も、たくさん見てきました。

 

だから僕は、腰が痛いからといって、腰だけ見ていれば全部分かるとは考えていません。

 

9. 実際には、こうやって見ていきます
腰痛で来られた方には、だいたいこんな流れで身体を見ていきます。

①話を聞く
仕事の姿勢、一日の過ごし方、運動歴、過去の怪我などを聞きます。
②動きを見る
立つ、歩く、前屈・後屈、身体をひねる、片脚立ち、呼吸。股関節や足首の動きも見ます。
③触って確かめる
必要に応じて身体に触れて、腰まわりと、ほかの部分の状態を確かめます。
④考える
腰そのものの負担が大きいのか、ほかの部分の動きも関わっていそうか。見たことと触ったことから考えます。
⑤整える・動かす
施術や運動など、その日に必要なことを行います。
⑥もう一度見る
同じ動きをもう一度してもらい、さっきと比べます。ご本人がどう感じるかも聞きます。
見る → 考える → 整える → 動かす → もう一度見る。 これがBodyAllの基本の流れです。

 

整体なのか、ストレッチなのか、4Dラクリスなのか、運動なのか。最初から方法を決めることはしません。その日の身体を見てから、必要なものを組み合わせます。この考え方は、[何を選べばいいか分からなくても大丈夫。

BodyAllが「方法から決めない」理由](リンク)で詳しく書いています。

 

10. 「腰痛」は入口。でも、腰だけで終わらせない
腰痛という言葉は、相談の入口として大切にしています。「腰が重い」「腰が気になる」。最初はそれだけ伝えてもらえれば十分です。

ただ、身体を見る時は、腰だけで終わらせません。

腰そのものに問題があることもあります。上半身や下半身の使い方が関わっていることもあります。だからBodyAllでは、腰だけでなく身体全体を見ます。

 

よくある質問
Q. 腰痛だけの相談でも行っていいですか?
A. もちろんです。「腰が重い」「腰が気になる」だけで大丈夫です。身体を見たうえで、その日に何をするかを一緒に決めます。

 

Q. 腰以外も見ますか?
A. 腰まわりはもちろん見ます。そのうえで、必要に応じて股関節や足首、背中、肩まわりの動きも確認することがあります。

 

Q. ぎっくり腰でも行っていいですか?
A. 急に強い痛みが出た時、動けないほどの痛み、しびれ、発熱がある時、怪我のあとなどは、まず医療機関で確認してください。BodyAllでは診断や治療は行っていません。痛みが落ち着いてから、身体の使い方を見直すために利用される方もいます。

 

Q. 病院に行った方がいいのは、どんな時ですか?
A. 強い痛みやしびれがある時、怪我をした直後、動けないほどの痛みがある時は、まず医療機関を受診してください。

 

Q. 何回くらい通えばいいですか?
A. 身体の状態や目的によって違うので、最初から回数を決めることはしていません。一度身体を見たうえで、必要であれば今後の利用について相談します。

 

関連する記事
[肩こりなのに、肩だけを見ない理由](リンク)
[何を選べばいいか分からなくても大丈夫。BodyAllが「方法から決めない」理由](リンク)
[平岡浩司について](リンク)
[サービス一覧](リンク)
[初めての方へ](リンク)
note「ベストなアンバランス」(リンク)


※BodyAllは医療機関ではなく、診断・治療などの医療行為は行っていません。強い痛みやしびれ、怪我の直後などは、まず医療機関を受診してください。

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住所 : 東京都豊島区南池袋2丁目14−1
マンション池袋803
電話番号 : 090-8225-3209


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