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身体の「バランス」って、いったい何? 骨格だけ整えて「バランスが整いました」は本当なのか|身体再構築アーキテクト|平岡浩司

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身体の「バランス」って、いったい何? 骨格だけ整えて「バランスが整いました」は本当なのか|身体再構築アーキテクト|平岡浩司

身体の「バランス」って、いったい何? 骨格だけ整えて「バランスが整いました」は本当なのか|身体再構築アーキテクト|平岡浩司

身体の「バランス」って、いったい何?

骨格だけ整えて「バランスが整いました」は本当なのか

 

こんにちは。
BodyAll池袋代表、身体再構築アーキテクトの平岡浩司です。

整体、トレーニング、ピラティス、リハビリ、スポーツの世界で、本当によく使われる言葉があります。

「身体のバランスを整えましょう」

一見すると、とても分かりやすい言葉です。

でも僕は、この言葉を聞くたびに思います。

その“バランス”って、何のバランスですか?

骨格ですか?
筋力ですか?
左右差ですか?
重心ですか?
動作ですか?
神経ですか?

ここを曖昧にしたまま、

「あなたはバランスが悪いですね」

「左右差がありますね」

「骨盤がズレていますね」

と言ってしまう指導者は、僕はかなり危険だと思っています。

なぜなら、身体のバランスというのは、そんなに単純なものではないからです。

 

身体には、いくつもの「バランス」がある

身体を見る時には、少なくとも次のようなバランスがあります。

・筋力バランス

・骨格バランス

・重心バランス

・左右バランス

・前後バランス

・相対的バランス

・機能性バランス

・神経系のバランス

・バランス感覚

・動作中の安定性

これらは似ているようで、全部違います。

そして重要なのは、

一つが整っていても、身体全体としてバランスが良いとは限らない

ということです。

ここが一番大事です。

 

骨格が真っすぐなら、バランスが良いのか?

例えば、整体で骨盤や背骨の位置を整えたとします。

見た目は真っすぐになった。

左右差も減った。

では、それで身体のバランスは整ったのでしょうか?

僕は、そうは考えません。

骨格の位置が整っても、重心がズレているかもしれない。

左右の形は揃っていても、片側でしか身体を支えられないかもしれない。

静止している時はきれいでも、歩いた瞬間に崩れるかもしれない。

つまり、

静止状態の骨格バランスが良いことと、動ける身体であることは別です。

ここを混同してはいけません。

 

左右対称なら、本当に良い身体なのか?

「右肩が上がっています」

「骨盤の高さが違います」

「左右差があります」

これもよく言われます。

でも、人間の身体は完全な左右対称ではありません。

利き手があります。

利き足があります。

スポーツ歴があります。

仕事の姿勢があります。

過去の怪我があります。

生活習慣があります。

僕自身、約20年間競輪選手をしていました。

自転車競技では、身体に競技特有の使い方が生まれます。

左右差があるから悪いのではありません。

その左右差が、その人にとって機能しているのか。
それとも負担になっているのか。

ここを見なければ意味がありません。

左右を無理やり揃えた結果、逆に動きにくくなることだってあります。

だから僕は、

「左右対称=正しい身体」

という考え方にはかなり慎重です。

 

筋力バランスだけ見ても足りない

トレーナーの場合は、筋力バランスを中心に見ることが多いです。

右が弱い。
左が強い。
お尻が弱い。
体幹が弱い。

それ自体は間違いではありません。

でも、

筋力が強ければ、その筋肉を正しく使えているとは限りません。

筋肉は脳からの指令を神経が伝えて動きます。

筋肉単体で身体が動いているわけではありません。

十分な筋力があっても、神経の伝達や動作の連動が悪ければ、身体はうまく使えません。

だから、

「この筋肉が弱いから鍛えましょう」

だけで終わってしまうのも、僕からすると足りません。

 

重心だけを整えても足りない

ピラティスや姿勢指導では、重心を見ることも多いです。

これも当然大切です。

しかし、

重心が中心にある=すべて良い

ではありません。

スポーツでは、重心をあえて崩すことがあります。

走る時は前に移動します。

方向転換では左右へ動きます。

ジャンプでは上下に動きます。

日常生活でも、常に身体の真ん中に重心を置いているわけではありません。

大事なのは、

重心がズレないことではなく、必要な場所へ重心を動かし、また戻せること。

静止した写真一枚を見て、

「重心がズレています」

だけでは身体を評価できません。

 

「相対的なバランス」を見ないと身体は分からない

僕が特に大事だと思っているのが、

相対的なバランス

です。

身体は一つの部位だけで成立していません。

例えば右股関節が硬いとします。

右だけ見れば問題です。

でも、その人の左足の使い方、骨盤の動き、上半身の回旋、足首の可動域まで見たら、右股関節の硬さが身体全体の中で別の役割を持っていることがあります。

一つの部位を単独で評価するのではなく、

身体全体の中で、その部位がどう機能しているのかを見る。

これが重要です。

だから、

骨盤だけ。
肩だけ。
筋肉だけ。
重心だけ。

では、本当の意味での身体のバランスは見えてきません。

 

僕は競輪選手時代、身体の微調整を何度も繰り返してきた

僕がバランスというものを強く意識するようになったのは、プロ競輪選手として身体を使い続けてきた経験が大きいです。

競輪という競技では、ほんの少し身体の使い方が変わるだけで感覚が変わります。

サドル位置。

重心。

骨盤。

左右の力の入り方。

上半身と下半身の連動。

筋出力。

疲労。

可動域。

神経の反応。

どれか一つだけ良くしてもダメなんです。

例えば、

骨格の位置は良くなった。

でも重心がズレた。

これではダメ。

左右差は減った。

でも力が出なくなった。

これもダメ。

筋力は上がった。

でもペダリングが崩れた。

これもダメ。

身体は全部つながっています。

一部分だけを「正解」にしても、全体として崩れてしまえば意味がありません。

だから僕は、

総合的なバランスを見ること

が大事だと考えています。

 

「バランスを整えます」と簡単に言うけれど……

ここは少し厳しいことを書きます。

世の中には、

「身体のバランスを整えます」

と簡単に言う人が本当に多い。

でも実際には、

整体師なら骨格だけ。

トレーナーなら筋肉だけ。

ピラティス指導者なら重心や姿勢だけ。

治療家なら左右差だけ。

自分の専門分野だけを見て、

それを“身体全体のバランス”だと思っているケースがあります。

もちろん、それぞれの専門性自体を否定しているわけではありません。

骨格を見ることも大事。

筋力を見ることも大事。

重心を見ることも大事。

左右差を見ることも大事。

問題なのは、

一部分しか見ていないのに、全部分かったように言ってしまうこと。

僕はそこに違和感があります。

本当に身体を分かっている人ほど、

「身体はそんなに単純ではない」

ということを知っています。

逆に、身体を一つの理論だけで説明できると思っている人ほど、

「骨盤さえ整えればOK」

「この筋肉を鍛えればOK」

「左右差をなくせばOK」

と簡単に言ってしまう。

でも、身体はそんなに簡単ではありません。

 

本当の「バランスが良い身体」とは

僕が考えるバランスの良い身体とは、

見た目が左右対称な身体ではありません。

筋肉量が均等な身体でもありません。

骨盤が水平な身体でもありません。

重心が常に中心にある身体でもありません。

その人の目的に対して、

必要な場所が動き、
必要な場所が安定し、
必要な筋肉が働き、
神経が適切に反応し、
重心を自由にコントロールでき、
身体全体が連動している。

僕は、そういう状態を

「総合的にバランスが取れている身体」

だと考えています。

そして、そのバランスは人によって違います。

高齢者とアスリートでは違う。

デスクワーカーと競技選手でも違う。

怪我をしたことがない人と、手術歴のある人でも違う。

だから、一つの正解に全員を当てはめることはできません。

 

BodyAllが身体全体を見る理由

BodyAllでは、身体を一つの要素だけでは見ません。

筋肉。

骨格。

関節。

重心。

左右差。

姿勢。

動作。

神経。

筋力。

可動域。

過去の怪我。

疲労。

生活習慣。

その人が何をしたいのか。

全部含めて考えます。

だから僕は「整体師」だけでも「トレーナー」だけでもなく、

身体再構築アーキテクト

という言葉を使っています。

身体を一部分だけ直すのではなく、

身体全体の構造と機能を見ながら、必要なところを再構築していく。

これがBodyAllの考え方です。

 

「バランスが悪いですね」と言われたら聞いてみてください

もし整体やトレーニングで、

「身体のバランスが悪いですね」

と言われたら、

一度聞いてみてもいいと思います。

「何のバランスが悪いんですか?」

と。

そこで、

左右差なのか。

骨格なのか。

筋力なのか。

重心なのか。

動作なのか。

神経なのか。

そして、それが身体全体にどう影響しているのか。

そこまで説明できるかどうか。

僕は、それが身体を見る人間のレベルを判断する一つの材料になると思っています。

バランスという言葉は便利です。

便利だからこそ、分かったような説明にも使えてしまう。

でも本当の身体のバランスは、一言で説明できるほど単純ではありません。

骨格だけ整えてもダメ。

筋力だけ揃えてもダメ。

左右差だけなくしてもダメ。

重心だけ見てもダメ。

全部を見た上で、その人にとって最適な状態を探していく。

それが本当の意味で、

「身体のバランスを整える」

ということだと僕は考えています。

BodyAllは、バランスという言葉だけでごまかしません。

身体全体を見て、なぜそうなっているのかまで考える。

それが、身体再構築アーキテクト・平岡浩司の身体の見方です。

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BodyAll
住所 : 東京都豊島区南池袋2丁目14−1
マンション池袋803
電話番号 : 090-8225-3209


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