肩こりの原因5選!実は足首が関係していることも?
こんにちは!
BodyAll池袋代表、元プロ競輪選手・身体再構築アーキテクトの平岡浩司です。
今回は、多くの方が悩んでいる「肩こり」についてお話しします。
肩が重い。
首まで張ってくる。
肩甲骨の周りがつらい。
マッサージを受けると楽になるけど、数日するとまた戻る。
そんな経験はありませんか?
肩こりというと、
「肩の筋肉が硬いから」
「姿勢が悪いから」
「運動不足だから」
と考えられることが多いと思います。
もちろん、それらが関係している場合もあります。
ただ、実際にさまざまな身体を見ていると、
肩こりの原因が“肩だけ”にあるとは限りません。
場合によっては、
足首。
骨盤。
背骨。
呼吸。
身体の使い方。
肩から離れた場所が、肩への負担に関係していることもあります。
BodyAllでは肩こりの方を見ても、いきなり肩だけを揉むという考え方はしていません。
まず、
「なぜこの人の肩に負担が集まっているのか?」
そこを考えます。
今回は、僕が肩こりを見るときに重要だと考えている5つのポイントを紹介します。
1.足首の動きが悪い
最初にこれを出すと、
「肩こりなのに、なぜ足首?」
と思う方が多いと思います。
でも僕は、肩こりの方でも足首をかなり重要視しています。
人間の身体は、地面の上に立っています。
つまり身体の土台は足元です。
立っているときも、歩いているときも、身体は足裏から地面の情報を受け取りながらバランスを取っています。
そのため、足首の動きが悪くなると、その影響を足首だけで終わらせず、身体の上の部分で補おうとすることがあります。
例えば、
足首が十分に動かない。
↓
膝や股関節で動きを補う。
↓
骨盤の位置や重心が変わる。
↓
背骨の使い方が変わる。
↓
肩甲骨や首の位置にも影響する。
このように、身体は連鎖して動きます。
もちろん、
「肩こりの人は全員、足首が原因」
という話ではありません。
ただ、肩だけを見ていると見逃してしまうポイントの一つとして、足首はとても重要だと考えています。
特に、
昔足首を捻挫したことがある。
片側だけ足首が硬い。
しゃがむと踵が浮く。
歩くと左右差を感じる。
こうした人は、足元から身体全体のバランスが変わっている可能性があります。
肩こりなのに足首を見る。
一見すると不思議ですが、
身体を一つのシステムとして考えれば、それほど不思議なことではありません。
2.姿勢と重心の崩れ
肩こりと姿勢の関係は、よく聞く話だと思います。
猫背。
巻き肩。
頭が前に出ている。
こうした姿勢では、首や肩周辺の筋肉に負担がかかりやすくなります。
特に頭は身体の中でも重い部分です。
頭が身体の中心から前に出れば、その頭を支えるために首や肩周辺の筋肉は働き続ける必要があります。
ただし、ここで注意したいのが、
「姿勢が悪いから胸を張ればいい」
という単純な話ではないということです。
姿勢には理由があります。
足首が動きにくいから、その姿勢になっているかもしれない。
股関節が使いにくいから、骨盤の位置が変わっているかもしれない。
背中が動かないから、頭が前に出ているかもしれない。
つまり、
姿勢そのものよりも、“なぜその姿勢になっているのか”を見ることが大切です。
よく「良い姿勢にしてください」と言われて、一生懸命胸を張っている人がいます。
でも、それによって腰を反らせたり、肩に力を入れたりしていたら、かえって疲れることもあります。
良い姿勢とは、
無理に作るものではなく、
できるだけ少ない力で身体を支えられる状態
だと僕は考えています。
3.肩甲骨・胸郭・背骨が動いていない
肩こりという名前がついているので、どうしても「肩」に意識が向きます。
でも腕を上げたり、物を取ったり、身体をひねったりするとき、肩だけが単独で動いているわけではありません。
肩甲骨。
背骨。
胸郭。
肋骨。
こうした部分も一緒に動きます。
例えば、腕を上げる動作。
肩関節だけで無理やり腕を上げようとすれば、肩周辺にはかなりの負担がかかります。
本来は肩甲骨や胸郭、背骨などが連動しながら動くことで、腕をスムーズに上げることができます。
しかし、
長時間のデスクワーク。
スマートフォン。
運動不足。
同じ姿勢の継続。
こうした生活が続くと、肩甲骨や胸郭の動きが少なくなることがあります。
すると、
本来、身体全体で分担するはずの動作を、肩周辺だけで頑張ってしまう。
これが肩の張りや疲労につながるケースもあります。
肩が硬いから肩をほぐす。
それも一つの方法です。
ただ、
肩甲骨が動かない。
背中が動かない。
胸郭が広がらない。
この状態が変わらなければ、また肩に負担が集まる可能性があります。
4.「力を入れる」より「力を抜く」が苦手
肩こりの方を見ていると、とても多いのが、
身体に力が入りっぱなしの人
です。
仕事中、無意識に肩をすくめている。
パソコンを触るとき、首を固めている。
スマホを見ているとき、腕や肩にずっと力が入っている。
緊張すると呼吸が浅くなり、肩周りに力が入る。
筋肉は、力を出すためにあります。
しかし身体機能を考えると、
必要なときに力を入れ、必要のないときには力を抜く。
この切り替えがとても重要です。
ずっと力を入れていたら、筋肉は休めません。
いくら筋力があっても、脱力できなければ疲労しやすくなります。
これはトレーニングをしている人にもよく見られます。
筋トレをしている。
筋肉もある。
でも身体が硬い。
動きがぎこちない。
肩がいつも張っている。
こういう人は、
「もっと鍛える」よりも、
いかに余計な力を抜くか
が必要な場合もあります。
BodyAllでは筋力の強さだけではなく、
「必要な場所に必要な分だけ力を入れられているか」
という視点でも身体を見ます。
5.身体全体の連動がうまくいっていない
僕が一番大切だと考えているのが、ここです。
人間の身体は、
筋肉。
骨格。
関節。
神経。
重心。
感覚。
これらがバラバラに存在しているわけではありません。
全部が連携しながら、一つの動作を作っています。
歩くときもそうです。
足を前に出すだけではありません。
足首が動く。
膝が動く。
股関節が動く。
骨盤が回旋する。
背骨も動く。
腕も振る。
身体全体が連動しています。
ところが、どこか一つの動きが悪くなると、その不足分を他の場所が補おうとします。
例えば、
足首が動かなければ、膝や股関節で補う。
股関節が動かなければ、腰で補う。
背骨が動かなければ、首や肩で補う。
身体はとても賢いので、
「動けないから止まる」のではなく、「どこかで代わりに動いて成立させる」
ということをします。
これを繰り返していると、代わりに頑張っている場所に負担が集中してきます。
その結果として、
肩が張る。
首が重い。
肩甲骨周辺がつらい。
という状態が起きることもあります。
だから僕は、
肩こり=肩が悪い
とは考えません。
むしろ、
「なぜ肩が頑張らされているのか?」
という見方をします。
肩を揉んでも戻るのは、揉み方が悪いとは限らない
ここも非常に大切です。
肩こりでマッサージに行き、
「そのときは気持ちいい」
「終わった直後は軽い」
でも、
次の日には戻る。
数日でまたつらくなる。
こういう人は多いと思います。
これは、
マッサージが悪い。
揉むことが無意味。
という話ではありません。
硬くなっている筋肉をほぐすことで、一時的に楽になる人はいます。
ただし、
肩に負担をかけている身体の状態そのものが変わっていなければ、また肩は頑張ります。
例えば、
足首の動きが悪いまま。
重心が崩れたまま。
背骨が動かないまま。
呼吸が浅いまま。
肩に力が入り続けているまま。
この状態で肩だけをほぐしても、生活に戻ればまた同じ身体の使い方をします。
結果として、
再び肩に負担が集まります。
だからBodyAllでは、
「肩をほぐすか、ほぐさないか」ではなく、なぜ肩が硬くなったのか
まで考えます。
肩こりは「症状」であって「原因」とは限らない
これは肩こりだけの話ではありません。
腰痛も同じ。
膝の違和感も同じ。
身体の痛みや張りは、
身体の中で起きている何かの結果
として現れていることがあります。
もちろん、医療機関での検査や治療が必要なケースもあります。
強い痛みやしびれ、急激な症状などがある場合には、整体だけで判断するべきではありません。
ただ、慢性的な肩こりで、
何年も揉んでいる。
ストレッチもしている。
運動もしている。
それでも繰り返すのであれば、
一度、
「肩以外に何が起きているのか?」
という視点を持ってみてもいいと思います。
BodyAllが肩こりでも全身を見る理由
BodyAllでは、
肩こりだから肩だけ。
腰痛だから腰だけ。
膝が痛いから膝だけ。
という見方はしていません。
足首。
股関節。
骨盤。
背骨。
肩甲骨。
呼吸。
筋力。
左右差。
重心。
身体の使い方。
必要に応じていろいろな部分を見ます。
なぜなら、
身体は全部つながっているからです。
そして、人によって原因は違います。
Aさんの肩こりとBさんの肩こりは、同じではありません。
デスクワークだから。
運動不足だから。
猫背だから。
こうした言葉だけで全員を一括りにすることはできません。
大切なのは、
「この人の身体では、なぜ肩に負担が集まっているのか」
を考えることです。
僕が「身体再構築」という言葉を使っている理由もここにあります。
単純に硬いところをほぐす。
弱いところを鍛える。
というだけではなく、
身体全体のつながりを見ながら、
より使いやすい身体に組み直していく。
それがBodyAllの考える身体づくりです。
最後に
肩こりに悩んでいると、どうしても肩ばかり気になります。
肩を揉む。
肩を伸ばす。
肩を温める。
もちろん、それで楽になるなら悪いことではありません。
ただ、
何度やっても戻る。
何年も肩こりが続いている。
肩を揉んでもすぐ張る。
そんな方は一度、
「肩こりの原因は、本当に肩なのか?」
と考えてみてください。
もしかすると、
足首かもしれません。
骨盤かもしれません。
背骨かもしれません。
肩甲骨かもしれません。
あるいは、身体全体の使い方かもしれません。
身体は、部品の集合ではありません。
すべてがつながり、連動しながら動いています。
だからこそBodyAllでは、
痛い場所だけを見るのではなく、身体全体を見る。
その上で、その人に必要な方法を考えます。
肩こりを「肩の問題」だけで終わらせない。
その視点が、自分の身体を知る一つのきっかけになればと思います。
BodyAll池袋
代表 平岡浩司
元プロ競輪選手
身体再構築アーキテクト
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